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刺青の男/阿仁谷ユイジ

2012年03月10日 03:09

刺青の男 (EDGE COMIX)刺青の男 (EDGE COMIX)
(2008/09/26)
阿仁谷 ユイジ

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病んでいるBLが読みたいということでおすすめされたので読みました。
タイトル作4話『僕のカタギ君』『ラナンキュラスの犬』『狂い鮫とシンデレラ』『みんなの唄』と、
まったく別のお話2話で構成されています。

とてもよかった。3回くらい読んだ。
後味悪くても、893ネタでも、暴力表現ありでも完全に大丈夫な人向けで、そういう方向が好きな人にはとてもおすすめで、
中村明日美子さんのJの総てとかダブルミンツあたりが好きな人は読んだ方がいいと思います。
BLと言いながらも、これはBLという括りにしていいのだろうかなー。

以下折りたたみますね。

『僕のカタギ君』
明るい感じで始まったと思ったら、久保田が最後に見せた満面の笑みで
彼が大変ちぎれていることに気付きテンションがあがりました。


『ラナンキュラスの犬』
893ものではものすごいテンプレな坊と世話係な関係でしたが坊かわいい…
坊と武藤さんが一番すきです。
分別わきまえたいいオッサンが駆け落ちだなんてなんというファンタジー。
少年がおじさんをなでなでよしよしするのって、なんだかいい。


『狂い鮫とシンデレラ』
身体張ってんなぁ…なんであそこまで…?と現実的なことを考えつつ…


『みんなの唄』
1回目はちょっと理解できなかったのでもう一度読んだ。
耳鳴りの意味が分かったところで、このお話はかなり重い方向なんだと認識しました。
坊と武藤さんがつつましく暮らしているのは坊の夢、まさかの夢オチ。
実際武藤さんは殺されて坊は昏睡状態だなんて救いようがなさすぎて…
そもそもいちばん最初にカタギくんを捕まえたことですべてが狂ってしまった偶然、皮肉なものです。
…この話が一番肝心なのに、これが書き下ろしというのはどういうことなんでしょう。



よく分からなかったのは、
最初あたりでニュースになっていたドンパチ事件は坊と武藤さんの伏線?と思ったけれど、
この時点では10時前だし、カタギ君が迎えに行かなかったから歯車が狂ったわけで、
このニュースはノガミとの揉め事ドンパチなのかなたぶん。

あとカタギ君の病気を久保田にのあたりは久保田の察しがよすぎて「えー?」とは思いましたが、
それも含めて唯一カタギである久保田は一番ちぎれているなあと思います。


本当におもしろかった。ダメな人は本当にダメなお話だと思うけれど私はとてもすきです。
掲載誌を見たらOPERAで納得。
こんなかんじで病んでいるものがまた読みたい。


ばら色の頬のころ (F COMICS)ばら色の頬のころ (F COMICS)
(2007/03)
中村 明日美子

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